にいはま憲法9条を守る市民の会(代表・曽根康夫医師)は27日、愛媛県新居浜市繁本町の県道交差点で街頭宣伝し、会員ら25人が安全保障関連法の廃止と野党共闘への支持を呼び掛けた。
 新居浜協立病院の山岡伸三医師(60)は、放送電波停止を命じる可能性に言及した高市早苗総務相の発言について「政治的公平を口実にした政権批判禁止だ。既に政権批判を抑制する社会的風潮がある」と危惧。愛媛医療生活協同組合の三浦弘二常務理事(70)は「5野党の選挙協力は国民の世論と運動に根ざすもの。野合との批判もあるが、立憲の大義は小異を捨てるに値する。憲法論議を深めるためにも、失われた土俵の修復が先決だ」と訴えた。