愛媛県の伊予市議会は6月定例会最終日の29日、議員定数を現行の20から1減らし19とする議員発議の議員定数条例改正案を全会一致で原案可決した。次回市議選から適用する。現任期は2017年4月23日まで。
 改正案は8人が連名で提出。北橋豊作氏(無所属)が「地域の現状や県内他市町の状況を踏まえ、慎重に調査研究した結果」と提案理由を説明した。
 質疑や討論はなく、議長と欠席1人を除く15人(欠員3)で採決した。
 議員定数の見直しは、市議会の議会改革特別委員会が2月から議論を始め、6日の第3回会合で19人とする方向性を決めていた。05年の合併時の市議会の定数は22で、09年、13年の改選時にそれぞれ1減となっている。