愛媛県宇和島市津島町岩松の岩松川漁協(小山欽也組合長、約100人)は18日、アユの稚魚約1万5000匹を岩松川と支流7カ所に放流した。
6月1日のアユ漁解禁を前に約50年間実施している。大洲市の養殖池で育てた稚魚は、例年に比べ養殖期間が短かったため、体長約7センチとやや小ぶり。順調に成長すれば6月ごろには約15~20センチ、7月以降は約25センチまで大きくなる。
組合員ら6人が、トラックに稚魚が入った水槽を載せ、上流から下流へ移動しながら放流した。ホースやバケツから勢いよく出てきたアユは、先を競うように元気に泳いで行った。