えひめ児童版画コンクール「天才ちるどれん」の作品展が30日、愛媛県松山市堀之内の県美術館南館で始まった。4月3日まで。
コープえひめが2003年から県内の小学生を対象に毎年実施している。38校から木版画や紙版画など587点の応募があり、スタジオジブリのアニメーション美術などで知られる男鹿和雄さんが審査委員長を務めた。
会場には応募全作品を展示。運動会で白熱する騎馬戦を表現した作品や、道後温泉本館を瓦や靴箱まで細かく彫り上げた一枚など、個性あふれる力作が並ぶ。クレヨンや水彩絵の具で色を重ねたカラフルな作品も目を引く。
2日午後2時から県美術館講堂で表彰がある。