繁華街で補導などを行う「少年指導委員」の委嘱式が13日、愛媛県警本部であり、新任2人を含む16人が県公安委員会から委嘱を受けた。
 式で増田吉利県公安委員長が「少年非行は減少傾向にあるが、低年齢化など憂慮すべき状況にある。正しく導き、次の世代の愛媛を担う少年を地域ぐるみで育てるリーダーになってほしい」と述べ、代表の男性(69)に委嘱状を手渡した。少年非行の現状のほか、ゲームセンターやパチンコ店などへの立ち入り実施要領を学ぶ講習もあった。
 少年指導委員は非常勤特別職の地方公務員で任期は2年。新居浜、今治、松山、宇和島の4市に20~70代の38人がいる。