来季から野球独立リーグのルートインBCリーグに参入する福島ホープスの選手兼任監督に就任した岩村明憲選手(35)の野球教室が25日、古里の愛媛県宇和島市丸山球場であり、宇和島圏域のチームに所属する小学生55人が憧れの地元スターからの指導を受けた。
 岩村選手は、宇和島東高校から1997年にプロ野球ヤクルトに入団。走攻守三拍子そろった内野手として活躍を続け、07年には米大リーグのデビルレイズ(現レイズ)に移籍し、ワールドシリーズ出場などに貢献した。11年から日本球界に復帰。楽天、ヤクルトを経て今年11月、福島に加わった。
 教室はクリスマスプレゼントとして毎年25日に開催。守備や打撃の練習では、岩村選手が上達のポイントを身ぶり手ぶりを交えながら丁寧に教えた。岩村選手が投手を務めたミニゲームや打撃の実演もあり、子どもたちは交流を楽しみながら、寒空の下で心地よい汗を流した。