工都・愛媛県新居浜市の夏を彩る「第59回にいはま納涼花火大会」(協賛会主催)が29日夜、国領川河川敷であり、訪れた親子連れら約9万人(主催者発表)の笑顔を照らした。
 約8800発の花火が、音楽やレーザーとともに観客席の向かいの土手から打ち上げられ、空から降ってくるような迫力で圧倒した。シートに寝転んで楽しむ人もいた。
 プログラムの終盤には、名物の「ナイアガラの滝」が披露された。横幅約400メートルのワイヤから滝のように光がこぼれ落ち、観客席の目の前を覆い尽くすと感嘆の声が湧き上がった。