複数の風力発電施設の建設計画が進む愛媛県愛南町で、住民らが巨大風車に関する知識を学ぶ勉強会が29日、同町僧都の僧都ふれあい交流館であった。熊本県営路木ダム建設差し止め訴訟など全国で環境問題の裁判を手掛ける市川守弘弁護士(札幌弁護士会)が、住民から出た風力発電の疑問点などについて、専門的見地を交え答えた。
 風力発電計画に反対している「愛南町民の健康と環境を考える会」が開催し、同じく建設計画がある宇和島市や西予市の住民ら約20人が参加した。