広がれキンボールの輪 新スポーツ60人挑戦
カナダ発祥の新スポーツ「キンボール」の講習会が28日、愛媛県四国中央市中之庄町の伊予三島運動公園体育館であり、老若男女の市民ら約60人が大きなボールに悪戦苦闘しつつ、楽しくコートを駆け回った。2月に発足したばかりの県キンボールスポーツ連盟が開いた。
キンボールは直径1.22メートル、重さ約1キロのボールを使い、4人一組の3チームが最大縦横20メートルのコートでプレー。味方3人が支えるボールを残りの1人が、レシーブするチームを「オムニキン、ピンク!」などと指名して打つことを繰り返す。レシーブに失敗すると他チームに加点されるなどのルールで、時間内の得点を競う。
28日は未経験者向けにルールや、フェイクを使うなど打ち方のこつを学ぶ時間が設けられた後、経験者を交え交流試合。祖母と参加した新居浜市の児童は「自分が打ったのが決まるとうれしい」と話していた。