サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会を対象にした暴力団による賭博事件を内偵していた県警組織犯罪対策課と愛南、宇和島、西予、八幡浜、大洲の5署の合同捜査本部は14日、賭博開帳図利の疑いで愛媛県愛南町、指定暴力団山口組系傘下組織組員の男(38)ら4人を逮捕、愛南町の組事務所など数カ所を約40人態勢で家宅捜索し、申込書や客のリストなど数十点を押収した。県警によるとW杯ブラジル大会での賭博摘発は全国で初めて。