夏休みに感謝の気持ちを送り合ってもらおうと西条石鎚ライオンズクラブ(一色輝雄会長)と西条郵便局は14日、愛媛県西条市神拝の神拝小学校にくじ付き暑中見舞い用はがき「かもめーる」960枚を贈呈した。
 西条郵便局によると、子どもが手紙を出す機会が年々減り、市内の小中高校では手紙の書き方を教える授業などをしている。神拝小では、贈られたはがきで4年生以上の児童398人が先生に「ありがとうメッセージ」を送り、先生も返信する。
 神拝小での贈呈式では、一色会長が児童代表の6年生5人にはがきを手渡し、「学校とは違う新しい一面を先生に見せてください」と話した。明神澄香さん(12)は「怒る時は怒り、時に優しく教えてくれる先生に『ありがとう』の気持ちを込めて書きたい」と笑顔で語った。