四国初のご当地プロレスの任意団体「愛媛プロレス」の旗揚げ戦が2日夜、愛媛県松山市湊町4丁目のスタジオであり、愛媛出身の選手らがリングで白熱した試合を繰り広げ約170人の観客を沸かせた。
 発起人のプロレスラー三富政行選手(26)らによると、愛媛プロレスは地域を盛り上げようと、地元の社会人プロレスラーの養成に取り組む。現在は12人の練習生がデビューを目指し、週1回程度の練習に参加しているという。
 2日はプロレスラーがリングでさまざまなパフォーマンスを披露し、大技を決めると観客は大きな歓声を上げていた。紹介された練習生は「愛媛を盛り上げていきたい」「憧れていたプロレスの世界なので頑張りたい」と語った。
 社会人プロレスラーの練習生で唯一女性の吉田美月さん(19)=今治市八町西5丁目=は「小学生のころからプロレスラーになるのが夢だった。一日でも早くデビューできるよう頑張りたい」と意気込んだ。