愛媛県警は6日、警部以上の警察官211人と、所属長・次長級の一般職員3人を対象とする1次異動(16日付)を発表した。警務課によると、2次・3次と合わせ1025人程度(前年比99人減)となる予定で、例年と比べ、やや小規模となる見通し。4月以降に行われる統一地方選の選挙違反取り締まり態勢構築のため、約1カ月前倒しした。
 4月1日付の組織改編では、2017年の愛媛国体警備を担当する「警衛対策課」のほか、増加傾向にあるストーカーや虐待事案などに対応する「人身安全対策室」を新設。刑事企画課に捜査情報共有を目的とした捜査支援室を設ける。
 本部の捜査1課には、検視体制強化のための検視官室東予分室(西条署)と広域窃盗事件を担当する盗犯特捜係を設置する。