愛媛教育研究大会が6日、松山市持田町1丁目の愛媛大教育学部付属小学校と幼稚園であり、県内外の教員ら約450人が公開授業の見学や講演などを通じて研さんを深めた。
 小学校では、6年間培った音楽の力を披露するミニコンサートや古里の魅力を見つける社会科など24の公開授業を開催した。
 6年生の理科では、児童が約12センチ四方のセラミック板を電気で効率よく温める実験に挑戦。各自がニクロム線の形や長さを工夫し、通電して効果を確かめた後、成功例と失敗例を発表して原因を追究した。見学者らは熱心にメモを取り、授業の様子に見入っていた。