温州ミカンと中晩かん類を合わせた2012年産の愛媛県産かんきつ収穫量は22万4226トン(前年比12%減)で、39年連続日本一だったことが4日までに、農林水産省と県のまとめで分かった。温州ミカンは12万9900トン(13%減)、中晩かんは9万4326トン(11%減)。温州ミカンは和歌山県に次ぐ2位だが、中晩かんで和歌山を大きく引き離し、合計で上回った。
 農水省が13年5月に発表した温州ミカン収穫量統計と、今年1月30日に公表した特産果樹生産動態等調査のかんきつ収穫量を県が合算した。
 和歌山は温州16万2600トン、中晩かん4万6995トンの計20万9595トンで2位。3位は静岡県で計13万805トンだった。