愛媛県体育協会の2017年度表彰式が8日、松山市のホテルであり、国内外で活躍した選手、チームや指導者らの功績をたたえた。
 138個人、45団体が受賞。最優秀スポーツ選手賞にはアジアユースボウリング選手権大会の女子個人総合で優勝した泉宗心音選手(聖カタリナ学園高)と愛媛国体重量挙げ成年男子53キロ級ジャークで日本新記録を樹立した川上高輝選手(九州国際大、新居浜工高出)が選ばれた。
 式には関係者約300人が出席した。大亀孝裕県体協会長は「愛媛国体ではスポーツが人と地域を一体にし元気をもたらすことを実感した。レガシーを最大限に活用して、より活力ある愛媛にしたい」とあいさつした。
 1月にカヌーの小松正治選手(県競技力向上対策本部)が被害を受けていたことが発覚した禁止薬物混入事件について「スポーツの根幹に関わる重大な問題。アンチドーピングとフェアプレー精神を徹底し、真剣にこの問題に取り組んでいきたい」と話した。