1日の日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、瀬戸内の上空には強い寒気が流れ込んでいる。愛媛県内では海上を中心に非常に強い風が吹いているほか、1日夜遅くにかけて山地を中心に大雪となる恐れがある。松山地方気象台は1日午前5時33分、風雪、高波、大雪に関する県気象情報を出し、積雪や路面の凍結による交通障害、雪を伴った強風などに注意を呼び掛けている。
 気象台によると、宇和島で31日午後6時48分、最大瞬間風速31.2メートルを観測した。
 1日に予想される最大風速は東中南予の陸上18メートル、海上23メートル。波の高さは南予3メートル、東中予2.5メートル。
 2日午前6時までの24時間降雪量は、多い所で山地20センチ、山沿い15センチ、平野部5センチの予想。
 松山自動車道は積雪のため大洲北IC(インターチェンジ)―宇和島北IC間が通行止めとなっている。