障害のある子どもたちの絵画や書などを展示する「手をつなぐ子らの作品展」が16日、松山市堀之内の愛媛県美術館で始まった。色鮮やかな作品が来場者の目を楽しませている。21日まで。
 特別支援教育への理解を深めてもらおうと県教育委員会などが毎年開催。県内の特別支援学級や特別支援学校に通う4~18歳の446人が396点を出品した。会場にはクジラと少年が一緒に泳ぐ様子を表現した絵と写真のコラージュや、墨で竜を力強く描いた絵など力作が並ぶ。
 長男の作品を見に訪れた今治市の女性会社員(39)は「感性豊かで色使いもうまく、小学生とは思えない作品もあった」と熱心に見入った。