農業に携わる人材を育成する高校生対象の「アグリビジネススクール」(愛媛県西条市主催)が6、7の両日、西条市内であり、西条農業高校と丹原高校の1、2年生16人が座学やレタスの収穫体験などを通じ農業への理解を深めた。
 スクールは2013年から始まり、冬に1、2年生が、夏に3年生が受講する。11年に住友化学が中心となって設立した農産物生産販売会社「サンライズファーム西条」(同市)の取り組みや世界の農業の現状などを学んでいる。
 7日は生徒が同社の約40アールの畑(同市西田新開)でレタスを収穫。「玉が割れないよう、葉で包むようにしてかごに詰めて」と担当者から手順を教わりながら、慎重な手つきで作業を進めた。