愛媛県八幡浜市民に長く愛されている「八幡浜ちゃんぽん」の麺づくりやトッピングに挑戦する体験会が4日、同市沖新田の市営魚市場であった。市内外の家族連れら40人が麺棒や包丁を手に、個性あふれる浜っ子のソウルフードを作り上げた。
 「えひめいやしの南予博2016」の自主企画イベント。ちゃんぽんのルーツを楽しみながら学んでもらおうと地元業者でつくる実行委員会(上甲英司委員長)が初開催した。
 子どもらは、県産ミカンのパウダーを混ぜた生地を麺棒で厚さ約2ミリまでのばし、専用の包丁で均等の幅に切っていった。ゆでた麺と刻んだ新鮮な野菜、肉を合わせ「自慢の一杯」が完成。湯気がもうもうと漂う出来たてに舌鼓を打っていた。