愛媛県今治市菊間地区の伝統産業、菊間瓦をPRしようと、越智商工会青年部菊間支部のメンバーがこのほど、オリジナルの厄よけ鬼瓦約230枚を制作した。
 節分に合わせた恒例行事。本職のほか鉄工所や水道工事などの異業種から計8人が集まり、仕事の合間を縫って約2カ月半で仕上げた。鬼瓦は大中小の3種類。型枠を使用していない大鬼(縦40センチ、横30センチ)は、角の形や口元が全て異なり、作り手の個性あふれる一品となっている。
 鬼瓦は厄よけ大師として知られる同市菊間町浜の遍照院で24、31日と2月3日、1枚500~1万5000円で販売予定。