拉致被害者是認救出訴え 松山で啓発パレード
北朝鮮による拉致問題を考える県民会議(救う会愛媛)は19日、愛媛県松山市中心部の商店街で啓発パレードを行い、全ての拉致被害者の早期救出を訴えた。
北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10~16日)に関連して毎年実施。救う会メンバーや地元選出の国会議員、県議、市議ら約50人が参加した。出発式で、救う会愛媛の中矢民三郎会長(78)は「県民や国民の怒りの声を基に、解決への機運を盛り上げたい」と決意を語った。
北朝鮮による拉致の可能性を排除できない県内の特定失踪者3人の家族らを先頭に、松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場を出発。「必ず取り戻す、決してあきらめないぞ」「北朝鮮の約束破りを許すな」などと呼び掛けながら、銀天街、大街道の両商店街を行進した。