特殊詐欺の被害を未然に防いだとして宇和島署は12日、愛媛県宇和島市寄松のローソン寄松店の経営者森本敏和さん(44)と、店長で妻の泰子さん(45)、店員池口由美さん(36)に感謝状を贈った。
 署によると、森本さんは2016年12月20日午後2時半ごろ、5万円の電子マネーを購入しようとした市内の50代女性に応対。高額だったため女性に特殊詐欺の可能性があると指摘し、警察へ相談するように促した。
 泰子さんと池口さんは同26日午後0時半ごろ、5万円の電子マネーを買おうとした市内の30代女性が通話をしながら落ち着かない様子で現金自動預払機(ATM)付近にいる動きを察知。購入をやめるよう説得した。