授業も休み時間も英語一色 松山中央高
松山中央高校(愛媛県松山市井門町)で8日、英語系コースの2、3年生が終日英語を使って過ごす「イングリッシュ・デイ」があり、約80人が海外の学校にいる環境を味わった。
コミュニケーションを通じて生きた英語力を高めようと毎年実施。県内の外国語指導助手(ALT)6人が世界経済やカウボーイの歴史、詩作りなどをテーマに個性豊かな授業を展開した。
企業が商品の企画や材料調達、加工、販売を複数国にまたがって行う「グローバル・バリュー・チェーン(国際的な価値連鎖)」についての授業では、アイスクリームやコートなどの製造にどんな国が関わっているかをグループごとに発表。生徒たちは分からない言葉を辞書で調べながら、商品が出来上がるまでの流れを世界地図に書き入れていった。