愛媛大城北キャンパスの文京遺跡(松山市文京町)で、縄文時代晩期末―弥生時代前期初頭(紀元前700~500年ごろ)の畑跡が見つかり、21日、愛媛大埋蔵文化財調査室が発表した。畑跡はこれまで弥生時代前期前半の庄・蔵本遺跡(徳島市)などが確認されているが、縄文時代の畑跡は見つかっておらず、国内最古という。調査室は「当時の農耕技術や生産力を考える上で重要な成果」としている。