愛媛県新居浜市中心部の冬の商店街を照らす「光のトンネル イルミネーション」が4日から、新居浜登道南商店街で始まった。約2万個の発光ダイオード(LED)の輝きが日没から明け方まで楽しめる。2月28日まで。
 南北約280メートルの通りで、電飾の帯をアーチ状にあしらった。江戸の元禄期から明治にかけ、別子銅山と港を結ぶ街道として栄えた歴史に思いをはせ、緑色の光を銅山、白を登り道の町、青を海に見立ている。
 あいにくの小雨の中、4日夜に点灯式があり、地元のダンス教室の子どもたちが演技を披露してカウントダウン。一斉に明かりがともると、観客から「わあ」と声が上がった。