選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が来年6月から施行されるのを前に、新居浜商業高校(愛媛県新居浜市瀬戸町)で18日、本格的な公選選挙の方式を取り入れた生徒会役員選挙があった。1~3年生約420人が1票の重みを感じながら投票に臨んだ。
有権者となる意識を高めてもらおうと、市選挙管理委員会の協力を得て実施。投票用紙に記された立候補者計13人の中から丸を記入する形式で、会長1人と副会長、書記各2人の計5人を選んだ。
生徒は体育館で各立候補者の演説を聞き、引換券を手に隣の武道場へ移動。入り口で投票用紙を受け取り、実際の選挙で使う記載台や投票箱を使って思い思いに1票を投じた。