新聞への思いや感じたことを五七五で表現する第3回「新聞川柳」の審査があり、一般の部最優秀に、大洲市の清水星凜(本名・美和子)さん(63)の「新聞がことりと朝を連れて来る」を選ぶなど、一般26点、ジュニア(小、中学生)14点の入選を決めた。
 ジュニアの部最優秀には、松山市の桑原小学校2年増子颯樹さん(8)の「まっているジュニアえひめの日曜日」が輝いた。
 新聞川柳は、愛媛新聞販売所協同組合が主催。今年は7~9月に作品を募り、一般の部3308点、ジュニアの部687点の計3995点応募があった。
 短詩型文学グループを主宰する清水さんは、早朝、新聞が郵便受けに届く音で一日の始まりを実感している。ベランダのテーブルで新聞を読みながら、夜が明けていく様子を眺める時間が幸せだという。