愛媛県今治市山路の市民の森公園で5日、地元老人クラブによる、こいのぼりの飾り付けが行われ、満開の桜に囲まれて、色鮮やかな20匹が風をはらませ優雅に春の空を泳ぎ始めた。5月20日ごろまで。
 公園に彩りを添え、利用者の目を楽しませようと山路老人クラブ(真部喜吉会長)が毎年設営している。今年で30回目。こいのぼりは、家庭で不要になって市やクラブが譲り受けたものを再利用している。
 クラブの会員と市職員ら計約20人が作業。園内の広場の上に全長約120メートルのワイヤを架け渡し、約3メートル間隔で赤や青など色とりどりのこいのぼりを手際よく取り付けた。