愛媛県の愛南町広見の広見コミュニティセンター周辺で17日、春の野草の観察会があり、親子連れら約15人が春の陽気に包まれた地域を歩き、見つけた野草の試食などを楽しんだ。
 希少な動植物が数多く生息する愛南町の自然環境を守ろうと、2015年12月に結成された住民グループ「愛南探検隊」(橋越清一会長)が活動の一環で開催した。
 参加者はルーペなどを持ち約40分間、会場周辺の田園地帯を散策。南宇和高校自然科学部顧問の橋越会長の解説に耳を傾けながら、ヨモギやオオカラスノエンドウ、サルトリイバラなど約25種類の野草を見つけた。