第29回愛媛女流囲碁名人戦(日本棋院、同県支部連合会主催)が24日、愛媛県松山市大街道3丁目の愛媛棋道協会囲碁センターであり、宇和島南中等教育学校4年の東海林雅乃さん(15)=宇和島市、五段=が4年連続5回目の優勝に輝いた。
 県内の10代~60代の女性アマチュア4人がトーナメント方式で実力を競った。
 決勝は東海林さんが中村愛さん(29)=松山市、二段=に37目半勝ち。同県支部連合会によると、東海林さんが序盤から積極的に打ち進め、優勢を築いた。中村さんも取り戻すべく、相手陣地に飛び込み一時チャンスをつかんだが、東海林さんが的確な対応で押し切った。
 3月12、13日に東京である全日本女流アマ囲碁選手権大会の県予選を兼ねており、東海林さんと中村さんの出場が決まった。