科学の素晴らしさを子どもたちに感じてもらおうと「青少年のための科学の祭典松山大会」が5日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターこども館で始まり、幼児や小学生らが実験や工作を楽しんだ。6日まで。
 実行委員会などが毎年開き22回目。県内の小中高校や大学の理科教員らが講師となり、計40ブースで実験手順や原理などを教えた。
 子どもたちはペットボトルのラベルを熱湯で縮めてしおりを作ったり、フィルムケースに水素と酸素を集めてロケットにして飛ばしたり。次々とブースを訪れ「すごい」「面白い」と夢中になっていた。
 ロケットを作った石井北小4年の男子児童(10)は「迫力のある音だった」とにっこり。一緒に来た同級生(10)も「遠くまで飛んで面白かった」と喜んでいた。