今春就職する新社会人対象の新入社員研修が22、23の両日、愛媛県松山市大手町2丁目の松山商工会議所であり、県内企業44社の77人がビジネスマナーや新聞の活用方法などを学んだ。
 松山商議所が1970年から毎年開催。全体研修のほか、事務、製造・技術など職種別の研修もあり、観光・販売サービスでは外国人観光客の増加を受けて基本英会話の実習を初めて行った。
 23日は、愛媛新聞社「もっと!新聞」キャンペーンの新聞講座担当の森川淑夫副部長が「新聞で鍛える仕事脳」と題して講演。詳報性や一覧性に優れた新聞の特長や紙面構成を説明し「記事を読んで、自分の仕事にどう生かせるか考える習慣を身に付けてほしい」と呼び掛けた。