松山工業メカトロ部 全国高校生コンテスト「銀」
さいたま市でこのほど開かれた全国高校生プログラミングコンテストで、松山工業高校(愛媛県松山市真砂町)のメカトロ部が初の準優勝を果たした。3年生部員らは「技術を将来に生かしたい」と目標を見据える。
コンテストは1対1の対戦型。パソコンでキャラクターの動作をプログラミングし、マップのアイテムを取ったり敵をつぶしたりして得点を競う。あらゆる状況を想定し作戦を組み込めるかが勝負の分かれ目だ。
松山工業高は46チームが参加した1次予選を4位、2次予選は2位で通過。プログラミングを担当した3年生は「危険を冒してもアイテムを取りこぼさない動きにした。最短経路を導き出して進むようにできたのも良かった」と勝因を語る。
8チームで競った本戦では、敵をつぶす連続技が決まり勝ち上がったものの決勝でコンピュータープログラムに含まれる不具合(バグ)が出て敗退した。