松山東雲女子大生考案の新メニュー 久万高原道の駅
愛媛県久万高原町入野の道の駅「天空の郷(さと)さんさん」のレストランで29日から、松山東雲女子大(松山市)の学生が考案したメニューが販売される。「春キャベツのホイコーロー」と「サラダ仕立てのオニオンスライス」の2品で、大学が町と連携して実施してきた研修の成果。旬の食材を使ったご当地料理で観光客の増加を目指す。
メニュー開発は、大学の「PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)研修」の一環。人口減少や農産物の販路拡大など、町が示した地域課題の解決を学生に考えてもらう内容で、今回は町を訪れる人を増やそうと、地元の食材を使った料理を考案した。
29日から5月8日まで、春キャベツやタケノコをみそなどとあえて炒めたホイコーローと、新タマネギをレタスや削り節と混ぜたオニオンスライスがビュッフェメニューに加わる。町内産のトマトなどを利用したスペイン風オムレツも開発されており、食材の旬に合わせて販売される予定という。