中国東方航空(上海市)の松山―上海線が就航10周年を迎え、18日に松山空港で式典が開かれた。
 上海線は1995年4月に運航を開始した松山―ソウル線に次ぐ国際線として2004年に開設。これまで約15万人が利用した。
 式典では、上甲啓二副知事が「愛媛と中国を直接結ぶ重要な交通基盤。路線を懸け橋として経済や観光などで交流が深まっている」とあいさつ。中国東方航空の張文衛日本支社副支社長は「10年間で愛媛から中国内と中国を経由して欧州、東南アジアを訪れる利用者に便利で快適な空の旅を提供してきた。今後も次の時代に向かってさらに努力していく」と意気込みを語った。