松山市の高縄山（９８６メートル）山頂付近の遊歩道を歩いて豊かな自然を満喫してもらおうと「えひめ森の案内人会」（１６５人）がこのほど、ガイドマップを作製した。「家族で楽しめるハイキングコース。ぜひ散策してほしい」と呼び掛けている。
　会によると、高縄山系は瀬戸内海までの距離が近く、標高千メートル未満では珍しいブナの群落があるなど植生が豊富。会は２０１４年度から県「三浦保」愛基金を活用し、遊歩道沿い１１カ所に案内板、８０カ所余りに樹木名板を設置しており、マップは３年間の締めくくりに作製した。
　広場駐車場から山頂にかけての標高差１５０メートルの範囲で、おすすめの３コース（所要時間約１～２時間）を紹介。案内板や樹木名板の位置も掲載し、初心者でも安全にコース沿いの樹木が観察できるよう工夫した。主な樹木や山野草、野鳥など掲載した写真はすべて会員自らが撮影。スギの古木と広葉樹が混生する高縄寺上の小広場など６カ所の見どころも盛り込んだ。
　河上泰博会長（６８）は「マップによって安全に散策できる。山頂にも足を運んでほしい」、黒田敏勝副会長（７２）は「子どもたちが山へ行く機会が減っている。親が連れて山に入ってもらえれば」と話している。
　１万５０００部発行し、市内のアウトドアショップなどで配布。希望者には１人３部まで贈呈する。住所、氏名を明記した返信用封筒（角形２号）に１４０円切手を貼り、１０月末までに郵便番号７９９―２４３１、松山市北条２０の８８、えひめ森の案内人会まで申し込む。１１月には親子自然観察会も開催予定。問い合わせは黒田副会長＝電話０９０（５１４８）５２７０。

　松山市の高縄山（９８６メートル）山頂付近の遊歩道を歩いて豊かな自然を満喫してもらおうと「えひめ森の案内人会」（１６５人）がこのほど、ガイドマップを作製した。「家族で楽しめるハイキングコース。ぜひ散策してほしい」と呼び掛けている。
　会によると、高縄山系は瀬戸内海までの距離が近く、標高千メートル未満では珍しいブナの群落があるなど植生が豊富。会は２０１４年度から県「三浦保」愛基金を活用し、遊歩道沿い１１カ所に案内板、８０カ所余りに樹木名板を設置しており、マップは３年間の締めくくりに作製した。
　広場駐車場から山頂にかけての標高差１５０メートルの範囲で、おすすめの３コース（所要時間約１～２時間）を紹介。案内板や樹木名板の位置も掲載し、初心者でも安全にコース沿いの樹木が観察できるよう工夫した。主な樹木や山野草、野鳥など掲載した写真はすべて会員自らが撮影。スギの古木と広葉樹が混生する高縄寺上の小広場など６カ所の見どころも盛り込んだ。
　河上泰博会長（６８）は「マップによって安全に散策できる。山頂にも足を運んでほしい」、黒田敏勝副会長（７２）は「子どもたちが山へ行く機会が減っている。親が連れて山に入ってもらえれば」と話している。
　１万５０００部発行し、市内のアウトドアショップなどで配布。希望者には１人３部まで贈呈する。住所、氏名を明記した返信用封筒（角形２号）に１４０円切手を貼り、１０月末までに郵便番号７９９―２４３１、松山市北条２０の８８、えひめ森の案内人会まで申し込む。１１月には親子自然観察会も開催予定。問い合わせは黒田副会長＝電話０９０（５１４８）５２７０。