2014年12月の衆院選愛媛1区で落選した民主党県連前代表の永江孝子氏(54)=松山市=が6日、県庁で会見し、政界引退する意向を正式表明した。既に離党届を提出しており、慰留に努めていた県連は尊重する方針だ。
 永江氏は「力不足をおわびし、新たな人が出てきて思いを遂げてくれることを祈り、道を譲りたい。年齢のことも考え、経験を生かして社会に還元できることに時間を使った方がよいと思った」と説明。近く、女性や若者の就業支援事業を始めるとしている。