四国電力伊方原発3号機の審査をしている国の原子力規制委員会は6日、愛媛県伊方町で現地調査を行い、原発施設の安全対策工事などを確認した。
 事務局の原子力規制庁によると、施設の審査を担当している安全規制管理官など規制庁職員約20人が現地入りした。施設を対象とする大規模調査は更田豊志委員も参加した2013年10月以来。
 規制委は最大の焦点だった基準地震動の評価もおおむね了承しており、四電が目指す再稼働への審査は大詰めを迎えている。