水道週間(7日まで)に合わせ、愛媛県新居浜市の新居浜小学校と若宮小学校の4年生計43人が3日 、市内の水道施設の見学などを通じて身近な水の大切さや安全性について学んだ。
 児童は、2015年度末に完成した新山根送水場(種子川町)と、水道水質検査センター(中筋町1丁目)を見学。センターでは、地震などの災害に備え、給水車から水をくむ体験をした。災害時には1日に1人あたり3リットルの飲料水が必要と教わり、実際に3~6リットルの水が入った給水袋を背負うと「意外と重い」などと感想を話していた。
 水道に関する4択クイズにも挑戦。市内の水道水は22カ所ある取水井戸からくみ上げている地下水だと知ると、驚いた様子で熱心にメモを取っていた。