水素ぷくぷく、児童わくわく 愛媛大で講座 科学者の卵、実験に真剣
二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーとして注目される水素について学ぶ講座が5日、松山市文京町の愛媛大であり、科学者を目指す小中学生ら約20人が研究者の講義や実験を通して理解を深めた。
各種エネルギーを開発・販売する岩谷産業(大阪市)の中央研究所の荘所正さんが講義。地球温暖化が進む現状のほか、軽さや貯蔵性に優れ、さまざまな製造法がある水素の特長を挙げ「使い方を工夫すれば有用なエネルギー源になる」と述べた。
鉛筆や食塩水など身近なものを使い水を電気分解する実験では、ぷくぷくと水素と酸素が発生する様子が参加者の興味をそそった。水素で走る燃料電池自動車の試乗会もあり、研究者志望の久米中2年の生徒(14)は「松山ではなかなか見られない燃料電池自動車を見ることもでき、貴重な体験だった」と話した。