海や川で遊ぶ機会が増える夏を前に、新居浜署などは10日、愛媛県新居浜市外山町の高柳公園で水の事故防止教室を開き、地元の子どもらが水辺で楽しく過ごすための心得を学んだ。
 地域に川や池がある泉川小学校の1年生、泉川保育園の園児ら計約140人が参加した。水辺に潜む危険を肌身で感じてもらうため、公園の池で署員が水難事故の寸劇を演じた。
 遊びにきた小学生が魚を取ろうとして足を滑らせ池に落ちてしまう筋書きの劇を、子どもたちは真剣な表情で見つめていた。「おぼれた人を見つけたときは、自分で助けようとせず、誰かの助けを呼んで」と教わった。