伊予商工会議所青年部は1日、全国有数の漁獲量を誇る地元産のハモを使った新メニューの試食会を、愛媛県松山市道後湯之町の旅館「大和屋本店」で開いた。飲食関係者ら約70人が洋風にアレンジされたハモ料理に舌鼓を打った。
 新メニューはハモの販売促進活動に取り組む青年部の依頼で、同旅館の洋食チーフ・篠﨑文夫さんが考案。アスパラガスとベーコンを巻いたハモにパン粉を付けて揚げ、トマトやバジルなどのソースか、かんきつソースを添える。「水気の多いアスパラガスとベーコンを使い、淡泊なハモをジューシーに仕上げた」(篠﨑さん)という一品で、1日から旅館で提供する。