愛媛県松山市味酒町2丁目の庚申庵でノダフジが見頃を迎えている。庭のフジ棚には淡い紫色の花房が垂れ、周囲は上品で甘い香りに包まれている。
 俳人の栗田樗堂(ちょどう)が1800年に建てた庵(いおり)を復元整備しており、管理するNPO法人GCM庚申庵俱楽部によると、ノダフジは樹齢200年を超える。数日は楽しめそうという。
 4月26日にお茶会、29日は煎茶会、開園記念日の5月3日は琴や尺八のコンサートなどが開催される。