愛媛県の坊っちゃんスタジアムで17日に行われたヤクルト―DeNA戦の試合前に、ヤクルトの選手が熊本地震の被災地支援で募金活動を行った。
 熊本県出身の松岡健一投手ら5選手が参加。バックネット裏入場口で募金箱を手に、協力を呼び掛けた。
 寄付した松山市の男性会社員(23)は「学生時代の友人が熊本県で被災し、半壊した家の写真が送られてきて恐怖を感じた。どんな形でも、被災地の方に何か力になれればと思う」と話していた。
 松岡投手は報道される地元を見て「全く光景が違っていて、言葉にできない。プロ野球選手としてやれることを精いっぱいし、被災地の力になれるよう努める」と語った。