国際的にテロが多発する中、愛媛県東温市での連続爆破テロを想定した県国民保護共同図上訓練が26日、県庁などであった。陸上自衛隊や県警、消防など45機関の約270人が参加し、情報収集や住民への避難指示といった手順を確認した。
 訓練は東温市の商業施設で爆破テロが連続し、松山市との境にある別の商業施設に銃器や爆発物を持って立てこもると想定。
 県庁の緊急事態連絡室では、多数の負傷者を搬送するため援助隊の派遣要請などに追われた。県と東温、松山両市を結んだテレビ会議も実施された。