牛鬼・豪快うねり うわじま牛鬼まつり閉幕
「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」最終日の24日、恒例の親牛鬼パレードがあり、21体の牛鬼が長い首を振りながら愛媛県宇和島市中心部の商店街から和霊神社にかけて練り歩いた。和霊神社前の須賀川では夜、走り込みがあり、50周年のフィナーレを飾った。
親牛鬼パレードには市内外の保存会や企業など20団体が参加。雨が降るあいにくの天気の中、午後1時に同市中央町2丁目の南予文化会館前をスタート。数十人の男性が「わっしょい、わっしょい」と威勢のいい掛け声で、最大高さ約6メートルの牛鬼を力強く担いだ。
天気は徐々に回復し、恵美須町の交差点では牛鬼同士の鉢合わせ。激しく角を突き合わす姿や、3体の巨体が猛スピードで回転する豪快さに、観衆は大きな歓声や拍手で応えていた。