特殊詐欺被害を未然に防いだとして愛媛県警察八幡浜署は27日、サークルK保内町店(八幡浜市保内町宮内)の男性店員(43)に感謝状を贈った。
署によると、男性店員は19日午後3時20分ごろ、12万5000円の電子マネーを購入しようとした40代男性に応対。電話をかけながら焦った様子で店内をうろうろしていたことや、電子マネー購入が多額だったことから架空請求詐欺を疑い、警察に通報し被害を未然に防止した。
贈呈式では、荒井仁志署長が感謝状を手渡し「今後も積極的な声掛けをお願いしたい」と依頼。男性店員は「過去に実施した訓練の効果もあり、冷静に対応できた。被害防止に役立てて良かった」と話した。