自転車で世界一周挑戦、スイス人家族 鬼北訪問 滞在国の文化など配信
自転車で世界一周に挑戦しているスイス人家族が27日、愛媛県鬼北町近永の町役場を訪れ職員らと交流、「山と川の風景がきれい」と町の印象を語った。
一家はスイス人のサビエ・パシュさん(36)セリンさん(34)夫妻と一人娘のナイラちゃん(3)。滞在した国の子どもたちの様子や文化などを記事にしてスイスに配信しており、これまで35カ国を訪問。2010~15年、スイスからニュージーランドまでの約5万キロを走破し、途中の13年にマレーシアでナイラちゃんが生まれた。
今回は3~5年かけて、日本をスタート地点に韓国からシベリアへ北上。北欧、カナダなど北極圏周辺を走り、最終地点のアラスカを目指す。7月に北海道を出発し、京都、奈良、和歌山などを経由し四国入り。高知県から四万十川沿いを上って県内に入り、25日から3日間、鬼北町に滞在している。