特産品でPR 愛媛国体炬火トーチ試作品 瀬戸内海をイメージ
中村時広知事は19日、県庁での定例会見で、2017年愛媛国体の炬火(きょか)トーチと炬火受け皿の試作品を公表した。真珠や竹細工、砥部焼などがあしらわれており「愛媛の特産品がしっかり活用され、ふるさと愛が詰まった作品」とアピールした。
デザインは公募。トーチは102点から松山市の公務員坂口秀雄さんの作品、受け皿は76点から今治市の会社員武智多美さんの作品が選定された。
県によるとトーチは長さ約70センチ、重さ約1.3キロ。竹細工をイメージしたフレームに水引と真珠を装飾している。受け皿は縦横約28センチ、高さ約36センチで重さ約13キロ。全体として瀬戸内海をイメージし、波の模様が入った砥部焼を使用して夕日を連想させるオレンジ色を取り入れ、豊かな自然や風景美を表現した。